こんにちは。
HSP気質を持っている方は、仕事に不安を持っている方も
多いのではないでしょうか?
「仕事」にフォーカスしたHSP本を読みましたので、紹介します!
ささいなことに動揺してしまう 敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本
- 作者: みさきじゅり
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2018/12/26
- メディア: 単行本
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HSPとネガティブさ
自己肯定感の低いHSPの特徴
・いじめやハラスメントにあいやすい
・ネガティブな思い込みが激しいと言われる
・罪悪感にかられて動けない
・自分にはダメ出しするのに他人に怒れない
・起きていないことを不安がり、行動できない
・自分で自分のハードルを上げてしまう
出典:ささいなことに動揺してしまう敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本
仕事に関することでは
「転職が多いことを気に病んだりする」といったことがあります。
自分にとても当てはまる項目でした。
短期間で離職した自分を責めてしまい、
面接に行っても何かダメ出しされるのではないか?
と考えてしまい、進んで就職活動が出来なくなったことがあります。
また、上記のネガティブさは
「私は~できない」「私が悪いんだ」と
思ってしまうことが根底にあります。
では、これらの考え方を改めるにはどうすればいいでしょうか?
本書では「リフレーミング」が提案されています。
考え方を置き換える「リフレーミング」
「リフレーミング」とは考え方を新しい価値観で置き換えることです。
どんなことがあっても「自分は大丈夫だ」
失敗しても「やり直せばいい」と自分を許してあげることです。
ミスをしたら
「何であんなミスをしたんだろう・・・」とグルグル考えてしまいます。
これをリフレーミングで置き換えて
「自分は確かにミスをしたが、今後はミスをしないように
対策を取ったから大丈夫!」
と新しい考え方に上書きします。
リフレーミングは一人で出来ないときもあり、
そのような時は専門家に相談することも必要です。
HSPが仕事を探すときのポイント
HSPが仕事を探すときに重視すべきポイントは4つあります。
①環境
どんな環境にいると疲れずに能力を発揮できるか
(五感への負担が少ない、落ち着ける職場が○)
②適性
仕事への興味、取り組む姿勢
(適職診断にとらわれず、力を発揮できると○)
③人間関係
自分にとって好ましい人間関係のスタイルとは(職場と取引先)
(高圧的な人がいないと○)
④ペース
仕事の流れ、日々のリズム、いつまでに一人前になることを期待されているか
出典:ささいなことに動揺してしまう敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本
これら4つを書き出すと、自分の適した職場を探す手がかりが得られます。
本書では、「ペース」が一番大切な要素としてあげられており、
周囲とは異なる、HSPが仕事を覚えるペースについても
詳しく解説されています。
まとめ
仕事×HSP という観点から書かれた本であるので
仕事の進め方や選び方に悩んできた自分は、得るものがありました。
合間にマンガもあり、文章も優しくHSPに寄り添った語り口で
一気に読むことが出来ました。
仕事に悩んでいるHSP気質の方に特にオススメです。