つれづれ晴れ

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敏感すぎて生きづらいオタクがイラスト情報や書評を書き綴る雑記ブログ

仕事が不安なHSP向けの本「敏感すぎる人の仕事の不安がなくなる本」

こんにちは。

HSP気質を持っている方は、仕事に不安を持っている方も
多いのではないでしょうか?

「仕事」にフォーカスしたHSP本を読みましたので、紹介します!

HSPとネガティブさ

自己肯定感の低いHSPの特徴

・いじめやハラスメントにあいやすい
・ネガティブな思い込みが激しいと言われる
・罪悪感にかられて動けない
・自分にはダメ出しするのに他人に怒れない
・起きていないことを不安がり、行動できない
・自分で自分のハードルを上げてしまう
出典:ささいなことに動揺してしまう敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本

仕事に関することでは
「転職が多いことを気に病んだりする」といったことがあります。

自分にとても当てはまる項目でした。
短期間で離職した自分を責めてしまい、
面接に行っても何かダメ出しされるのではないか?
と考えてしまい、進んで就職活動が出来なくなったことがあります。

また、上記のネガティブさは
「私は~できない」「私が悪いんだ」
思ってしまうことが根底にあります。

では、これらの考え方を改めるにはどうすればいいでしょうか?
本書では「リフレーミングが提案されています。

考え方を置き換える「リフレーミング

「リフレーミング」とは考え方を新しい価値観で置き換えることです。

どんなことがあっても「自分は大丈夫だ」
失敗しても「やり直せばいい」と自分を許してあげることです。

ミスをしたら
「何であんなミスをしたんだろう・・・」とグルグル考えてしまいます。

これをリフレーミングで置き換えて
「自分は確かにミスをしたが、今後はミスをしないように
対策を取ったから大丈夫!」

と新しい考え方に上書きします。
フレーミングは一人で出来ないときもあり、
そのような時は専門家に相談することも必要です。

HSPが仕事を探すときのポイント

HSPが仕事を探すときに重視すべきポイントは4つあります。

①環境
どんな環境にいると疲れずに能力を発揮できるか
(五感への負担が少ない、落ち着ける職場が○)

②適性
仕事への興味、取り組む姿勢
(適職診断にとらわれず、力を発揮できると○)

③人間関係
自分にとって好ましい人間関係のスタイルとは(職場と取引先)
(高圧的な人がいないと○)

④ペース
仕事の流れ、日々のリズム、いつまでに一人前になることを期待されているか

 出典:ささいなことに動揺してしまう敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本

これら4つを書き出すと、自分の適した職場を探す手がかりが得られます。

本書では、「ペース」が一番大切な要素としてあげられており、
周囲とは異なる、HSPが仕事を覚えるペースについても
詳しく解説されています。

まとめ

仕事×HSP という観点から書かれた本であるので
仕事の進め方や選び方に悩んできた自分は、得るものがありました。

合間にマンガもあり、文章も優しくHSPに寄り添った語り口で
一気に読むことが出来ました。

仕事に悩んでいるHSP気質の方に特にオススメです。