こんにちは!
あなたは、SNSをきっかけに物を買ったことはありますか?
アマゾンのプライムリーディングで「僕らはSNSでものを買う」を読みました。
本書のアンケートによると、3分の2の人は、SNSをきっかけに物を買ったことがあるそうです。
しかし、企業がSNSを活用して売り上げアップを達成した事例は少なく、あまり見聞きしません。
それはなぜなのか?という導入からスタートします。
物を買うきっかけって何?
購買決定における影響力順位について(日本の場合)
(引用元:僕らはSNSでものを買う/飯髙悠太著/ディスカヴァー・トゥエンティワン )
出典:デジタルメディア利用実態グローバル調査
※図表はMind Masterを利用しています。
【分かること】
・企業やメディアよりも、家族や友人・知人の声が参考にしやすい
・インターネットに投稿されたユーザーの意見も参考になりやすい
個人的にも、納得できることがある順位でした。
例えば、最近はどこの病院に通うか悩んだ際に家族の意見を参考にしました。
他にも、私は3位のオンラインレビューをよくチェックします。
アマゾンの商品レビューが多い商品を選んで、そこからさらに商品のメリット・デメリットをチェックして納得してから購入します。
ブログで商品を紹介するときは、本人の意見だけではなく、友人・知人を含めた色んな人意見があると効果的なのかもと感じました。
つまり、いい口コミをもらうことが一番大事でそれを本書では"UGC"と呼んでいます。
UGCとは・・・ユーザーが作ったコンテンツで、企業が打ち出す広告ではなくユーザーが自分の意思で投稿するコンテンツのこと。(User Generated Contents)
UGCとは、ツイッターやインスタグラムやフェイスブックであれば、ユーザーの投稿コメントや写真や動画などを指します。
LINEやYouTubeでも同様です。 先ほどのデータで見たように、人は企業が出した広告ではなく、
自然発生した口コミ、つまりUGCのほうを、より強く信頼します。
この自然発生する口コミ、UGCこそ、これからの時代のSNSマーケティングの要になります。
SNSにおける購入のプロセス
SNSが普及した現代における購買プロセスを"ULSSAS"(ウルサス)と呼んでいます。
これも興味深いので紹介します!
(引用元:僕らはSNSでものを買う/飯髙悠太著/ディスカヴァー・トゥエンティワン )
【購入するまで】
口コミをチェックして、気になった商品をいいねする。
ユーザーの声をチェックするためにツイッターで検索をした後、グーグルでも検索をする。
納得したら購入し、良い商品だったらレビューを拡散する・・・という一連の流れです。
(ULSSASは各プロセスの頭文字を合わせたもの)
UGCが大事なのは、「SNS時代の購買プロセスの起点」となっているからです。
SNSで検索するユーザーはどんどん増えています。
私も「お絵かき講座パルミー」を受講すると決めたとき、企業のホームページだけでなくSNSで受講者の生の声をチェックしました。
リアルな声を覗けるのがSNS、検索エンジンでは基本的な情報を得るために使うことが多いです。
UGCの大切さがより理解できました。
僕らはSNSでものを買う まとめ
普段自分が何気なく行っている購買行動が明らかになったのが面白かったです。
マーケティングの本を読んだことのない私でも、会話形式なので理解しやすい内容でした。
口コミってそれほど大事なの?と思っていましたが、想像以上にチェックしていたことに気付きました。
SNSマーケティングはこれからも変化していくと思うので、ブログに役立てるにも新しい情報をチェックするアンテナを持ちたいと感じました^^