つれづれ晴れ

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敏感すぎて生きづらいオタクがイラスト情報や書評を書き綴る雑記ブログ

引きこもり脱出の方法は、まず質のよい引きこもりを目指すこと?!「引きこもりの為の裏教科書」

こんにちは。

私はプロフィールでも触れている通り、20代の頃に転職を繰り返し、
約2年ひきこもり気味になったことがあります。

引きこもりを何とか脱出しようという気持ちはありましたが
変化のない毎日に焦る毎日でした。

今はフルタイムのアルバイトが出来るまで回復してきましたが、
これを読んでいたらもう少し早く脱出できていたかも?
という本を紹介します。

本書のいい点は、
いきなり就活をして働くという方向ではなく
まずは「質の良い引きこもり」を目指すことに
重点を置いているところです。

引きこもりに限らず、普段ネガティブになりがちなときにも
効果がありそうな方法がありましたので、まとめてみました!

生活リズムを整えよう

不思議な事に、生活リズムが整うだけで、引きこもりの質が向上します。
やる事はいたってシンプルで、朝起きて、夜に寝るだけです。

引きこもり状態のとき、生活リズムが悪かったので
非常に納得できます。

ついつい深夜まで起きてしまうだけでなく、
ひどい時は日中もほぼ寝ていました・・・
手ごたえのあった面接に落ちたショックで、3日間連続で
寝ていたこともあります。

まずは「1日無駄にしてしまった」という負の感情を
断ち切りましょう。
そうすることで、一日の流れや感情を良くすることが出来ます。

テレビ、ネットなどの情報をむやみに見ない

当ブログでも話題にしているネット断ちですね。

私の場合は見ないというより、次第にSNSを見ることが
出来なくなりました。
自分のつらい状況と、他の人が楽しそうに呟いている状況を
比べてしまったからです。

普段から習慣的にTVやネットの情報を観ていると、
常に頭の中に大量の情報が流れ込んで来ているので、
頭の中はごちゃごちゃになってしまいます。

直接自分に関係なくても、暗い話題のニュースは
あまり良い影響がありません。

ネットを何となく眺めたり、テレビの流しっぱなしはやめて
本当に観たいものをピンポイントに観るようにしましょう。

視点を変えよう

著者は、「仕事もしていない自分」「ダメな自分」
という方向に向けていた視点を「時間を活かす」という方向に変えて、
人生が少しずつ変わっていきました。

「どうせ仕事もしないなら今の自分に出来る事からやろう」
「何もしないよりか、何かしたほうがマシだ」
という考え方にシフトをしたのです。

私も振り返ると、貴重な20代という時間を無駄にしてしまった
後悔がある一方で、時間があったからこそ出来たことも少なからずありました。

時間があったので近所の図書館へ行く習慣ができ
苦手意識のあった読書が好きになりました。

こうしてかなり多くの書評記事をブログで書いていることは、
数年前の自分には想像できなかったでしょう。

気になることをやってみよう

視点を変え、生活リズムを整えたら「気になること」をやってみましょう!

一定の元気を保ち、頭の中を整理すると、
自然と“ 直感”が浮かびます。
それは 神出鬼没 で、いつ現れるか分かりません。
また、思っても見ない事だったりもします。

・何となく音楽を聴いてみたかったら聴いてみる
・海を見たくなったら見に行ってみる
・行ったことのないカフェに入ってみる

このように「直感」にしたがっていくと「展開」が始まります。
例えば筆者の場合、このような展開がありました。

絵を描きたい→指輪を描いていたら指輪を作りたくなった
→実物を作って販売する→セールスの仕事を始めた

このように小さな変化が大きな変化につながっていくのです。

引きこもり脱出のまとめ

引きこもりをしていたときは、ただひたすら自分を責めていたので、
「質の良い引きこもり」という発想は考えてもいませんでした。

特に「今の自分に出来る事からやる」ということは
ネガティブになりがち、人と比べがちな自分にとって
肝に銘じたいと思っています;;

また、引きこもりから脱出したいと思っていたとき
以下のブログもよく読んでいましたので紹介します。