こんにちは。
2年間の引きこもりからフルタイムで働けるようになったものの、
まだブラック企業のトラウマを引きずっております・・
同時に自分が労働基準法について無知だったことを思い知らされました。
雇い止め、退職勧奨などを実際に経験し、
「もっと知識があれば、別の対応も出来たのでは?」と感じています。
今回はブラック企業から自分を守るための労働法について、
手軽に学ぶことのできる本を紹介します。
会社員のための「使える」労働法
著者は労働者の権利を守るNPO法人に所属している方です。
労働基準監督署に相談する方法や証拠の残し方について
詳しく書かれていますので、機関に相談を考えている方は
参考になると思います。
中でも、「円満退社はしなくていいという」一節が印象的です。
自分も波風たてず辞めたことで不利になってしまったことが
あるので・・
とにかく労働者の味方の視点で書かれているので、
所持していると心強い一冊です。
9割の会社はバカ
この本の最大の特徴であり自信を持ってオススメできる点は、
取り上げたすべてのシチュエーションについて、
労働問題のプロである「特定社労士」が、
専門的な立場からアドバイスをしていること。
会社での困ったシチュエーションに関して
「どのように行動すればいいのか」が解説されています。
過去に書評を書きましたので詳しい内容はこちらをどうぞ。
労働法正しいのはどっち?
29項目のQ&Aが載っており、
このような質問に回答する形式になっています。
【質問例】
①業績悪化で人減らしをする場合、期間雇用の人には当然に
「やめてもらうことが出来る」vs「出来ない場合がある」
②残業代の未払い分を請求された場合、過去2年の手当て分を
「支払えばOK」vs「もっと多く支払わされる」
③社費で研修を受けたり留学した社員が早期に退職する場合、その費用は
「全額返させるべき」vs「返さなくてもいい」
弁護士の著者が、セミナーを通じて質問されること多いテーマが中心に
構成されていますので、疑問に感じやすい点を効率的に学べます。
(2020年3月現在Kindle Unlimited で読むことが出来ます)
図解でシッカリよくわかる労働法
本書は、労働法全般の基本をズバリ解説。
単なる法律の解説ではなく、職場の実際に即して、
図解をまじえてポイントを分かりやすく解説。
労働法の解説が浅すぎず、深すぎず
基本を学習したいときにぴったりです。
図解と文章のバランスがよく理解しやすくなってます。
2020年3月現在Kindle Unlimited で読むことが出来ますが、
2012年4月1日現在の法令に基づいた内容ですので、
最新のルールを知りたいという方は注意してください。
労働法まとめ
労働本について、読みやすかった本を中心に紹介しました!
「知識は力」です。
労働法を学んで、自分の身を守りましょう。