つれづれ晴れ

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敏感すぎて生きづらいオタクがイラスト情報や書評を書き綴る雑記ブログ

「つらい過去にサヨナラする本」嫌なこと、忘れたいことがあるのに忘れられない時は?

こんにちは。

私は嫌なことがあるとなかなか忘れられず、思い出してしまうタイプです。

昨年会社を退職したのですが、同僚から無視をされたことが辛く
しばらく何度も思い出し、前に進むことが出来ませんでした。

今はだいぶ思い出さなくなってきましたが
なかなか忘れられない性格で困ります;;

嫌なことを思い出しがちな方にオススメの本を紹介します。

過去は変えられないから思い出しても無駄

変えることが出来ないのであれば、思い出すだけ無駄なのです。
「あれは仕方なかった」「もう済んだことだ」
と自分に言い聞かせてください。

過去を思い出してしまうのは、また同じことをくり返さないための
防衛本能でもあります。

とはいえ、何回も思い出してしまうと何度も味わったかのように
記憶を強化してしまうので、ほどほどにしましょう。

また、後悔することも「自罰的な行為」だそうです。

過ぎてしまって、今はもう関係のないことなのに
自分自身で自分を苦しめていたのだな・・・と感じました。

メタ認知をしてみる

本書で説明をされている「メタ認知」も役に立ちました。

メタ認知とは簡単に説明すると「自分が考えていることを考える」ことです。

「悔しい!」と反応するのではなく、
「今、自分は怒られている」
「そしてそれを悔しいと思っている私がいる」
という風に思考してみましょう。


自分自身を客観視することができ、
「自分はこういうときにこう考えやすい」ということが分かるようになります。
そうすることで、起こったことに対して冷静に対処がしやすくなります。

嫌な記憶と付き合わず、別の役に立つことをやろう

記憶は、思い出さなければ徐々に消えていきます。

嫌な記憶と付き合わないためには「脳を暇にしない」ことが大事です。
本書では以下のようなことが提案されています。

・新しいことにチャレンジしてみる
・自分が普段行かない場所(美術館や博物館)に行ってみる
・未来のクリエイティブなことのために頭を使う

嫌なことにとらわれている暇があったら、より生産的なことをした方がいいですね。

まとめ

嫌なことを思い出しても無駄だと分かっているのに
なぜか毎回くり返してしまう私にとって、有益な情報が沢山ありました。

時々、この記事と本を読み返して少しでも忘れられるようにしたいです。

本書は主人公と先生の対話形式になっていますので読みやすいです。
もっと詳しい内容が気になる方は、是非読んでみてくださいね。

思い出したくもないつらい過去にサヨナラする本―――イヤな記憶はこうして消せる