こんにちは!
ブログではイラスト情報などをまとめておりますが、
私は「イラストを毎日描く」という習慣を今まで身につけられず、
身に付けてはやめたり、また始めたり・・・の繰り返しが続いていました。
継続的な習慣にするためのコツをこちらの本で学んでみました。
習慣は複利で効果を発揮する
複利効果をイメージするとモチベーションを高めることが出来ます。
ここで重要な学びがあります。習慣による効果は、
「複利」で伸びていくということです。
たとえ小さな行動であっても、
積み重ねていくことで、成果が「かけ算」されていきます。そして、小さな行動の結果はゆるやかに、
あるときから爆発的に現れます。
問題は、多くの人がそこまで待ち切れずに、
やめてしまうことにあります。
10年以上絵を描いていて、絵をある程度継続的に描けていた頃は、
「1枚ずつでも何かしら手を動かせば、1mmでも自分の力になる」
ということを念じて描いていたことを思い出しました。
また、イチロー選手が年間最多安打記録を更新した際に
このような言葉を残しています。
「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところに到達する
ただ1つの道」
挫折しそうになったら、一枚の絵が積み重なって、
神絵師に近づける・・・という風にイメージだけでもしてみると
効果がありました。
習慣化の3ステップ
本書では、習慣化を1ヶ月3ステップで解説しています。
・反発期(1~7日) 挫折率:42% すぐやめたくなる
・不安定期(8~21日)挫折率:40% 予定や人に振り回される
・倦怠期(22~30日)挫折率:18% じょじょに飽きてくる
(引用元:「30日で人生を変える 続ける習慣」)
反発期・不安定期を乗り越えると習慣化は8割成功することが
出来るということです。
本書では、各期を乗り越えるための対策がまとめられています。
その中でも自分が試してみて効果のあった二つの方法を紹介します。
・反発期の対策:ベビーステップで始める
・不安定期の対策:パターン化する
反発期の対策:「ベビーステップ」で始める
ベビーステップとは「赤ちゃんの一歩」という意味で
小さく始めることです。
【ベビーステップで始める方法】
①「時間」を小さくする
・5分間片づける
・15分間読書をする
・3分日記をつける
・15 分走る
②「ステップ」を小さくする
・1つの部屋だけ片づける
・本1ページは読む
・日記を1行書く
・「マラソン」ではなく「ウォーキング」にする
(引用元:「30日で人生を変える 続ける習慣」)
反発期はやめたくなる気持ちが高まりやすいので
少しずつ始めると、行動を起こしやすくできます。
不安定期の対策:「パターン化」する
「パターン化」は身に付けたい習慣をパターン化し、
生活リズムに浸透させます。
【パターン化の方法】
①日時:何曜日、何時にやるのかを決める
例:週3回の読書(毎週、月、水、金の 20 時から読書する)
② 内容:量や方法を決める
例:毎日 30 分、CNN英語ニュースをiPodで聞く
③ 場所:どこでやるかを決める
例:通勤電車、オフィス、自宅、近くの
(引用元:「30日で人生を変える 続ける習慣」)
いつ・何を・どこでやるのか明確にするということですね。
自分の場合、単純に「毎日絵を描こう」という目標を持って
取り組んでいましたが曖昧で長続きしませんでした。
そこで以下のように具体化すると継続できるようになりました。
①帰宅後、お風呂に入る前に
②最低でも10分
③(前日に決めたイラスト教本の)○ページを模写する
学校の「時間割」のように曜日ごとにやることを決めてしまうのもお勧めです。
習慣の付け方まとめ
今回は、本で学んだ習慣化方法の導入部分を紹介しました。
「目標のハードルを下げる」といったことは他の本でも読んだ内容ですが、
本書では、ハードルを下げた上で、習慣化に生かすための方法が
具体的に説明されている点が大変参考になりました。
私のように、習慣化したいことがありつつも挫折したことのある方に
特にオススメできる一冊です。