こんにちは。
私は「同人誌を出したい」と長年思いながら、
「普段イラストは描いているけれど、漫画をどう描き始めたらいいか
分からない・・・」
という悩みがありました。
様々なサイトも参考にしましたが
この本で、同人誌が描けるようになったと言っても過言ではありません。
本を利用してみたメリット、デメリットと活用方法を紹介します!
メリット:解説が幅広い
解説が幅広く、漫画に関する基礎知識を一通り学ぶことが出来ます。
「表紙(カラー)」「デフォルメ」「アオリとフカン」「パース」
「ストーリーの作り方」「コマ割」「背景」「漫画データの作り方」他
解説やイラストは基本的にアナログベースですが、
デジタル漫画の解説もありますので
描き方においては、アナログ・デジタルは問わず活用できます。
デメリット:各項目が広く浅い解説である
メリットでは、「幅広い解説」を特徴としましたが、
逆に解説が広く浅いので、「特定の分野についてもっと知りたい!」
と思ったときに、物足りなく感じるかもしれません。
本を一通り活用した後、もっと知りたい分野があれば
新たに本を購入するなどして、勉強するのがオススメです!
このように、自分が強化したい分野を探すことにも役立てられます。
「ネームの描き方」が参考になった
私が一番役に立てているのは、「ネームの描き方」(P132)です。
ずっとイラストのみ描いてきた私は、コマ割りが出来ず
最初のうちはネームが全くかけませんでした;;
ネームから描けない場合、「プロット」を書く方法が提案されています。
この「プロット」から考えることでネームが描けるようになりました。
プロットを書く手順を、引用を交えて解説します。
①キャラの会話を元にした台本を書く(状況があればカッコ書きで付け加える)
②台詞にコマを割り振る。(私の場合、1ページ7コマ位まで)
③強調したいコマを2つまで選ぶ。(これを大き目のコマに決める)
1から3の全ての作業が終わると、このようになります。
A「恋のお悩みなら、花占いが一番!」←1コマ<強調>
B「ええー・・・」←2コマ
B「魔女見習いなのに花占いって・・魔法関係ないじゃん・・」←3コマ
A「何言ってるの!花占いを笑うものは花占いの泣くのよ!」←4コマ
A「それじゃ早速。好き~嫌い~」←4コマ
A「好き・・嫌い・・好き・・」←5コマ
A「きら・・・」←6コマ<強調>
(台詞はp135から引用)
こんな風にノートに書いたものを見ながら、ネームにしています。
1コマ目と6コマ目を強調するので大きなコマにします。
漫画の描き方まとめ
今回は同人誌を出す最初の一歩となったきっかけの本を紹介しました。
私のように「イラストは描いてるけど、漫画ってどうすれば?」
と疑問を持っている方にオススメします。
私はまだまだなので、もっと自由にキャラを動かせるようになりたいです。
同人誌の「表紙」について勉強してみたい方はこちらをどうぞ