こんにちは!
今回はSAIのメイキング本を紹介します。
SAIを使い始めて、かなり初期に買った本であり、
読みながらSAIの基本操作も学ぶことができました。
概略
本書は女の子をテーマに絞ったイラスト作例のメイキングで、
絵師さんたちがどのように絵を仕上げていくかを解説していきます。
女の子が持つ可愛さ、可憐さ、華やかさをどのような形で表現していくのかが
本書を通じて読むことで見えてくるでしょう。
タイトルからも分かるように女の子を中心に扱ったメイキング本です。
利用して感じたメリットとデメリット(注意点)を紹介します。
メリット
①メイキングだけでなく、女の子を描く時のポイントがまとめられている。
女の子を可愛く描くためのコラムも豊富です。
髪型、アクセサリーのコラムや、フリルの描き方など・・・
メイキングの途中にも可愛く仕上げるための解説があり実践的です。
②SAIを利用するなら、女の子を描く時以外も参考にできる。
メインの解説は女の子を扱っていますが、
イラストの線画、塗り、加工の手順は男の子キャラを描く際にも
応用できるものばかりです。
「普段男の子をメインに描いているから役に立たないかも?」
ということはありませんので、安心してください。
デメリット(注意点)
①SAI以外のソフトも利用されている。
SAIとフォトショップを組み合わせている作家様が多いです。(11名中8名)
フォトショップをお持ちでない方は留意しておく必要があります。
しかし、ほとんどの作例はSAIがメインであり、
フォトショップは加工で少しだけ使っているケースがほとんどです。
②ブラシの細かな設定は載っていない。
塗りツールの詳細(筆の混色・水分量・色延び)は解説されていません。
細かなブラシ設定も知りたいという方は注意してください。
レイヤー構成は詳しく解説されていますので、私はそこまで
メイキングを見ながら困ったことはありません。
SAIメイキング本まとめ
女の子メインですが、男の子でも使えるメイキング本を紹介しました。
作風の異なる11人の作家様のメイキングは、
ある程度SAIに慣れた今でも参考になります。
SAIを使っている方にまずおすすめできる教本ですので
よろしければ参考にしてみてくださいね!