つれづれ晴れ

つれづれ晴れ

敏感すぎて生きづらいオタクがイラスト情報や書評を書き綴る雑記ブログ

イラスト初心者におすすめ!「マンガキャラ描き方デッサン」で基本を身につけよう

こんにちは。

今回は、自分が絵を描き始めてから愛用している教本を紹介します。

概略

マンガの絵を描こうと思ったときに、
思うようにキャラクターが描けない、
かっこいいポーズがとれない、
どこかがオカシイ感じがする・・・
こんな壁にぶつかったことがあるはずです。

この本では、そういった壁を乗り越えるために、
絵を描く上で、知っておきたい人体の特徴
キホンの知識、コツを紹介しました。

 著者の碧風羽先生は、ソーシャルゲームのイラストなど、
幅広く活躍されている方です。

マンガイラストを描く上で知っておきたい人体に関する知識を
幅広く理解できるのでオススメです!

メリット

万人受けする絵柄がよい

本書は2008年に出版された本ですが、古さを感じず万人受けする絵柄です。

まずは本書の絵柄を基本に練習し、そこから自分の絵柄で個性を
出していくと良いと思います。

私は振り返ると「絵を描き始めて、最初に風羽さんの絵柄を基本
に取り組むことが出来てよかった!」と10年以上経っても思っています。

人体だけでなく応用的な解説もある

キャラクターの体の描き方を学習することがメインですが、
応用的な解説もあります。

・アオリとフカン
・動きの付け方
・シワ・衣服・小物の描き方

これらの解説もあるおかげで、「キャラクターをより魅力的にみせるには
どうしたらいいか」ということも理解しやすくなっています。

デメリット

作例は女の子が多い

絵の作例は女の子キャラが多いので、普段男の子を多く描く方は
物足りなく感じるかもしれません。

しかし、男女の描き分け方の解説もありますのでそこで補うことが出来ます。

なぞるようになっているが、使いにくい人もいる

本のタイトルに「なぞって上達」とあるように、なぞって描きこめるように
なっています。

私は本に直接描くことに抵抗があったので使っていません。
なぞらなくても私は普段どおり、コピー紙の裏などに模写して学習できてます。

マンガキャラ描き方デッサンまとめ

イラスト以外にも「技術を伸ばすために必要なこと」などの
章の合間にある作者のコラムも読み応えがあります。

あとがきの

『絵の技術は「伸びる」というより「気付く」こと』

という一文にも励まされます^^

イラストをこれから描き始めたいという方に
オススメできる一冊です。

 

碧風羽先生のメイキングはこちらの記事のSS(スモールエス
にも載っていますので、気になったら参考にしてみてください!