つれづれ晴れ

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敏感すぎて生きづらいオタクがイラスト情報や書評を書き綴る雑記ブログ

「繊細さんの本」敏感すぎるHSPはありのままで生きやすくなれる

HSP関連本がアマゾンのプライムリーディングにありましたので
早速読んでみました!

敏感すぎる気質を受け入れた上で、自分らしく生きるにはどうしたらよいか
具体的な対処法が説明されており役に立つ一冊です。

繊細さんに必要なのは、「気にしない」という言葉ではなく、
気付いたことにどう対処したらいいのかという、具体的な対処法なのです。

本書で目指すのも、「つらい繊細さん」から脱皮して
「元気な繊細さん」へと変わっていくことです。

 

「とりあえず」は魔法の言葉

繊細さんは、感じる力が強く一つの仕事を片付ける際に未来のリスクなどを
あれこれ考えてしまいます。
すると、作業が進まなくなってしまい仕事が遅れがちになります。

そんな時は「とりあえずやってみる」ことがポイントです。

「考えすぎて動けない」「ベストを求めすぎて、動けなくなってる」  
そう気づいたら、「とりあえず」 を取り入れると、
日々の仕事や生活がぐっとスピーディに進みます。


例えば私はこのように対処しています。

仕事がなかなか進められないとき・・・

・とりあえず必要なファイルを机まで持ってくる

・とりあえずパソコンでデータを新規作成する


イラストを描き始められないとき

・とりあえずラフだけ描いてみる

・とりあえず資料だけ集めてみる


このように、一度手を付けると集中的に取り組み始めて
いつのまにか作業が進んでいることがよくあります。

マルチタスクは「1つ1つやっていこう」

繊細さんは、一つ一つの仕事に集中して丁寧に仕上げることが得意な一方、
多数の仕事が重なるマルチタスクは苦手です。

マルチタスクに対処する合言葉は、

「1つ1つやっていこう」

です。

仕事が押し寄せると「あれもこれも」と頭の中で考えが舞って
目の前の仕事に集中できず、よけいに 慌ててしまう。
そんなとき「一つひとつやっていこう!」という合言葉には、
目の前の仕事とは関係ない考えを頭から追い払う効果があります。


また「重要なことをひとつだけ選ぶ」ことも有効です。

すべてに順番をつけなくていいから、
絶対に今日やらなければならない大切な仕事を、
ひとつだけ選びます。そして、やる。
電話やメールや会議で中断しても、またその仕事に戻り、
終わるまで、あるいは目処 がつくまでやる。

私は頼まれごとをしているうちに、自分の仕事が進められず
一日が終わってしまうことがよくありました。
メモの取り方を工夫してもあまり効果がありませんでした。

今振り返ると、「スピーディーに、同時に仕事をこなさなければ」
ということばかり考えており、これは全く自分向きの
やり方ではなかったのだと思います・・・。

必要なのは無理をせず「一つずつ片付ける」という心構えでした!

自分の本音を大事にしよう

繊細さんが、自分のままで元気に生きる鍵。それは、自分の本音
――「こうしたい」という思いを何よりも大切にすることです。
「お散歩したい」「ゆっくり眠りたい」といったプライベートでの望みから、
「あの人、苦手だな」「今日は残業せずに帰りたいな」といった職場での望みまで。

自分の本音を大切にすると、相手の感情に左右されなくなり
人の中でもラクに過ごせるようになっていきます。

 自分は昔から自分の気持ちを言うことが苦手で、例えば
欲しいものがあっても「欲しい」と言えませんでした。

また、内向的でもあったのでイヤなことがあっても
イヤといえず我慢をしてきました。

これからは、「こうしたい」という思いにフタをせずに
自分の心の中の声を聞いてあげたいと思いました^^ 

繊細さんまとめ

他にも有用な対処法が多数掲載されています。

・不機嫌な人への対処方法
・頑張っても自信を持てないときはどうする?
・適職の選び方

具体的に実践できることが解説されているところが大変参考になります。

HSP気質の方は、出来ることから実践し
対処法を身につけてみてはいかがでしょうか。